こんにちは、もっちーです。
お仕事休みの今日、朝からいそいそ掃除・洗濯を終わらせて、ただいまコーヒーブレイク中。
大切な方を今か今かとお待ちしています。
そう。
その人は…エアコン交換業者さまです笑
今日はエアコンの交換作業日なんです。
ありふれた一日でしたが、大事な一日になりました。
ある一日
元々、エアコンの風に弱い私、少しの暑さは我慢してしまうんですが、今年の夏は暑かった…
月、我慢限界でスイッチを入れ涼んでいると。
外にエンジンかけっぱなしの車がいるらしく、かなりの煩さ!!
まったく部屋のテレビが聞こえません。
少しの間、やはり我慢をしていましたが、車が出発する気配はありません。
ちょっと、どこに止まってるの!?
ベランダから覗いて外を見ても車はなく、あるのはベランダにあるエアコン室外機…もちろん私の部屋のです;
あの大音響元は私の室外機ちゃんでした。
慌ててスイッチを切り、扇風機にチェンジ!
あー、あやうく、近所迷惑の汚名を着せられるところでした。
管理会社へ連絡
いや待てよ。
再度入れたら、音が静かになってるかもしれない。
PCだって、リセットすれば大概オーケーだし! ←機械音痴の考えること
さあ、夢なら冷めて! スイッチオン!!
ガーガーガー(大音響)
…うん、電話しよう。
管理会社へ連絡を入れたところ、まずは状態を確認するので現場を見に行くための日程を決めることに。
この夏は急に暑くなったりしたので、忙しいらしく、一週間後ということになりました。
<確認日当日
とても優しそうな若いお兄さんが来てくれました。
経緯を話すと、それは大変でしたねえと笑顔。
では確認しますので、スイッチをお願いしますと促され、祈る気持ちでスイッチオン!
実は当日は急に気温が低くなっていまして。
天気予報で熱中症予報が出るほどに暑いとき、あの大音響が出たので、もしかしたら音が出ないかもしれないと不安があったんですよね。
そーいうのって、まず当たります。
はいはい、予想通り、お兄さんの目の前で借りてきた猫のような室外機がいました。
あれ?というお兄さんの視線に負けず、前回は出たんですよ!!とアピール。
エアコンを調べてみると、約12年近く前のものでした。
エアコンの寿命は大体10年前後だということで、お兄さんもオーナーさんにその旨を伝えてみますよと爽やかに言ってくれたので、一安心。
パシャパシャとエアコンの写真を撮影しているお兄さんに感謝し、きんきんに冷えた栄養ドリンクをお土産にお見送りさせてもらいました。
翌日、お兄さんから、「オーナーさんが新しいエアコンに交換してくれるそうです、また交換業者さんから連絡が行くと思いますのでおまちくださいね」と連絡が来ました!
よかった〜! 冬は越せるぞ!!
思わずガッツポーズです。
そしていま、作業中…そして熟考
また翌日に、交換業者さんと日程を組み、ただいま、私の目の前で作業をなさっていらっしゃいます。
無口の方らしく、話しかけてもあまり反応無く;
見ていてもいいですか?と尋ねると、見るものはないですよ、と一言;;
…お除魔してもなんなので、部屋の隅でキーボードを叩いています笑
はかどるわ〜
すでに一時間経過しました。
今度は、エアコンを壁に取り付け、パイプの口を加工し連結するようです。
しかし、雨の中の作業じゃなくてホントよかったです^^
ですが、やはり暑い。
西日の中の作業が申し訳ないのでお茶を勧めたのですが、荷物を取りに行く際、下で飲んでるから今のところ大丈夫ですとやんわり辞退されました^^;
本当に真面目な職人さんです。
職人さん大好きなもっちーとしては、よくよく観察しお話したいのですが、仕事がやりにくそうなので、再びキーボードの前に戻りました。
残念。
ちらちらと見ていると、室外機を取り付けるところまでいったようです。
ベランダが汚れているんじゃないかと近づいてみると、案の定砂まみれ。
業者さんは気にせず、このまま設置を始めようとしていました。
あれ? 掃かないんだ…
慌ててクイックル○イパー(箒がないので)を持って行き、少し掃かせてもらったのですが…ホコリまみれのままです。
(あー…濡れた布で拭きたいんだけどなあ…)
このままでいいんですか?と恐る恐る聞くと「はあ」。
本当に設置だけしかしないことがわかりました。
少しショック。
早く始めたそうなので、またまたキーボードの前に戻りました。
終わってから掃除しようと決めて。
全てにおいて、お仕事には相手がいることなのに。
自分の都合だけで進めて、相手の気持ちを考えないのはどうなんだろうなあ。
なんとなく、もやもやした気持ちが残りました。
なんてことない一日から学んだこと
そういえば、このもやもやは、あれに似ているような…
この間、コンビニでこんなことがありました。
ポイントカードを出し忘れて、再度、これいいですか?とカードを出すと「…いいですけど、もうレジしたんでやり直すとお時間かかりますよ、いいんですか」と面倒くさそうにバイト女子さんに言われました。
大丈夫ですよと答えると、眉間にシワしてカードを受け取り、カードにポイントをつけてくれましたが、その間一分でした。
こういうお仕事の仕方をする人ばかりいる訳ではありませんが、こういう場面に遭遇したりするとなんだか悲しくなります。
自分の主張を通すんだな、みんな。
主張と言っても、これは自分の都合ですよね。
私の仕事はこれだと決め、それ以外は仕事ではないからと拒否する。
そんなことを考えていたら、友人の同僚の話も思い出しました。
デザイン会社に入った同僚さんは、社長から就業中に「リンゴをむいてくれないか」と頼まれたそうです。
うんうん聞いていた私は「もちろん、むいたんでしょ?」と友人に尋ねると、
「ううん、彼女は、これは私の仕事ではありませんから!って拒否したって」と答えました。
驚きました。
同僚さんの中では、デザインをすることだけが仕事なんですね。
りんごをむかせるなんて、私はそんな仕事をするために会社に入ったんじゃない。
(実際、そう言ってたそうです)
それでも、会社内、しかも就業中に言われたことも立派なお仕事」です。
ちゃんとお金を頂いているんですからね。
また、こんな場面にも遭遇したのを思い出しました。
デパートに行った時、床掃除をなさっている方がいらっしゃいました。
その人は自分のお仕事を一生懸命されていましたが、通行人に向かって突進しながら床を拭きあげていました。
モーゼのように人をかき分け、慌てて避ける人たちをよそ目に、ただただ、ご自分のお仕事のみに邁進しているのです。
上記、どちらもお仕事に熱意はあるのでしょうが、周りの人のことは一切考えていない自分の主張のみの行動ですよね。
人は一人で生きているわけではありません。
だからといって、無闇に周りに気を使えと言っている訳ではないのです。
自分だったらどうだろう、相手はどう思うだろう。
少しだけ想像力を働かせて、少しだけ思いやれれば、また少しだけ、小さいけれど優しい世界が広がっていくとおもうんです。
それを自分の都合だけで、これはそう、これは違うと分けるのは考えが違うと思います。
私は現実のお仕事もしていますが、そこを履き違える人が多いのも見てきました。
ただ、与えられた自分の仕事だけする。
それなら、機械だって出来ることです。
せっかく人間に産まれたんですから、想像力と思いやりを使って人間にしか出来ない生き方ができたらいいと思いませんか?
作業を終えて〜気持ちもすっきり
そんなことをつらつら考えていたら、作業は終盤に向かっていました。
スイッチを入れて、きちんと動き大音響も出ないことを確認し、湿気の確認をして、片付けを始めています。
ベランダがほこりだらけのままなので、網戸からほこりだらけの風が部屋に入ってきます。
飲まれない麦茶にホコリが浮かんでいます。
後で大掃除をしなければ(T_T)
暑い中、作業をしてくださった業者さんには、きんきんに冷えたサイダーをお土産に、丁寧にお見送りしました。
(今度は受け取ってもらえました^^)
ベッドを直して、床とベランダの水拭きをして、カーペットを直したりしていたら、もう18時近くなってしまいました!
あ〜、一日終わってしまった!
でも不思議。
なんだか、最近仕事についてもやもやしていたことを、改めて整理できた日になっていました。
うん。想像力と思いやりで優しい世界を広げていく。
がんばろう!